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最後の一喝

中学受験
01 /27 2020
最後の土特、息子は順位を前の週よりひとつ下げて終わった。筑駒や聖光を狙っている男子生徒が集まるクラス。この順位だと筑駒はもちろんのこと、聖光も危うい。
 
最後ぐらいひとつでも順位を上げて締めくくって欲しかった。これは前週の成績なので、最後の授業の手ごたえはどうだったのか尋ねても、はっきりした答えは返ってこない。このところの息子の態度から、もしや夏休み明けのように成績が下降線を辿り始めたのではないかと不安が頭をもたげる。
本番まであと1週間、最後の一喝を息子に喰らわした。
 
 
翌日のSS、悪くない順位で終えた。次回はないが、当日の成績は、おそらく一番だと息子は話す。正直、1日校が本命ではない我が家にとっては、SSよりも土特の順位の方が気になる。しかし、最後のSSを順当な成績で終えたのは、良い材料だ。本番で大きなミスをしなければ、駒東は合格してくる、はずだ。
 
いま私の中にある各学校の合格可能性のイメージは、駒東が80~90%、聖光が70~80%、そして筑駒はせいぜい50%というところだ。駒東と聖光については私のやや強気なイメージを裏切らないでほしいと願っている。筑駒は出たとこ勝負だ。そもそも駒東の合格がなければ、筑駒は受験すら諦めざるをえない。
 
今朝も朝6時半に起こしたが、なかなか起きてこない。ようやくリビングにやってきたと思ったら、またソファで寝始めた。妻の膝の上に頭をおいて満足そうな様子だ。口元にうっすら生えてきた口髭がその表情とはどうにも不釣り合いだ。もはや朝型に変えるのは、諦めたほうが良さそうだ。
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受験直前に学校を休むこと

中学受験
01 /24 2020
今週から息子は学校を休んでいる。試験に向けた最後の追い込みのため、というよりも、外でインフルエンザなどに罹患するリスクを減らすためだ。とはいえ、妹は学校に通っているので、妹がインフルエンザをもらってきたら、水の泡だ。実際に妹が風邪気味なので、別の部屋に寝かせることにした。妹だけではない。私だって同じだ。
 
人生でこれほど感染に警戒したことはない。電車のつり革や商業施設のドアの取手がばい菌やウイルスの巣に見えてくる。これまでも、まず私が風邪を引き、私の体内で強化されたウイルスが家族を襲うというケースが多々あった。今日は1月24日、これから息子がインフルエンザに罹ってしまったら、アウトだ。
 
うちの息子に関しては、休んだことが直前の追い込みにつながっている様子はない。朝も起きてこないし、日中もプラプラしている時間が多いと妻は言う。息子の学校で中学受験する子は、多くが今週から休みに入ったらしい。さらに1週間早く休みに入った男の子もいる。しかし、息子の様子を見ていると、まきさんのコメントの通り、来週からでもよかったかなという気もする。休みに入って生活のリズムが狂うリスクがあるからだ。台風の影響で明日明後日と土特・SSの授業があるのが、却って良かった。
 
それにしても、息子の切迫感の無さは何なのだろう。
 
今朝、ぐちゃぐちゃになった息子の机から、本番までに必要のないテキストなどを撤去する作業を妻が息子と始めた。息子は、机の上に並べられていた赤本を手に取り、「もうこれいらないよね」と言うではないか。
 
ちょっと待て、過去問はもうやらないかもしれないが、目の前に志望校の名前が入った赤本を置いておきたいとは思わないのか。息子は、そう?という感じで赤本を戻したが、小学生とはそういうものなのか、それとも息子がクールなだけか。
 
息子の場合は、もはや無理にテンションを上げようとするのは逆効果に思える。このまま普通に2月1日を迎えて、普通に試験に臨むのがベストなのかもしれない。だから私も「いよいよ明日が決戦だな」などと緊張感を煽るようなことは言わず、「まあ、普通にやれば通るからね」などと軽い笑顔で送り出すことにするか。気がついたら受験が終わっていました、というあっけない感じだ。ただ、それであっけない結果に終わってしまわないかという心配は大いにあるのだが。その結果も、2週間あとにはすべて出揃っている。

筑駒の第2次出願を終えて

中学受験
01 /22 2020
筑駒の第2次出願を終えたあと、またふっと不思議な気分が降りて来た。

 

 

どこに行くことになっても、多分そこが息子にとって縁のあるベストな学校に違いない

 

 
晴れた空がそう思わせてくれたのか、それとも聖光の2回目以外すべての学校の出願をこれで終えたからだろうか。

 

筑駒はともかく、聖光には合格してほしいとは思っている。直前にもかかわらず、ボーッとして朝もキチンと起きてこない息子に正直ヤキモキさせられている。

 

しかし、ここまで来たら完全に息子の勝負だ。息子には息子の「つもり」があると信じるとしよう。その上で行くことが決まった学校が、息子に縁のあった学校だと思うしかない。

 

こういう気持ちは不安の裏返しなのだろうか。

 

とにかく、体調ベスト、天候ベスト、交通機関異状なしで2月1日、2日、3日、場合によっては4日を迎えたい。5日、6日まで引っ張るのは、できれば勘弁してくれよ。

神頼み

中学受験
01 /21 2020
ここまで来ると、神頼みもしたくなってくる。息子のために、できることは何でもやってやりたい気分だ。
 
先週末、名のある僧侶が住職を務める寺院を仕事で訪ねた。この住職とはもう10年以上のお付き合いになる。11月に東京でお目にかかった際に、息子の合格祈願のための特別祈祷をお願いした。100日間毎日朝夕のお勤めの際にご祈祷いただく。ちょうど息子の2月受験が終わる頃に100日を迎える計算だ。
 
そのお寺に参ることになったので、せっかくだからと妻と娘と私、そして両親のために特別祈祷をお願いした。私自身の願いはもちろん「息子の志望校合格」。ダブルでお願いすれば、ご利益も大きいのではないかという思惑だ。これも、息子の2月受験の日程をカバーする日数をお願いした。
 
帰りに、不思議なのぼりが大量に立てられた神社を見つけた。タクシーの運転手にたずねると、勝負事にご利益がある神社だという。お寺のあとにすぐ神社とは節操がないかとも思ったが、これも何かの縁だ、立ち寄るしかない。
 
私も息子の合格祈願ののぼりを立てようかと思ったら、申し込みが殺到しており2月1日までには立てられないとのこと。それだと意味がないので、必勝絵馬にした。
 
絵馬を掲げる場所を探していると、母のことを思い出した。
 
後で知ったことだが、私が初めて東大を受けた年、母は近所の神社でお百度を踏んでくれた。しかし、残念ながらその年は合格には至らなかった。凶兆とはあるものだと思ったのが、受験のために泊まったホテルでチェックアウトをしようと荷物をフロントカウンターに置いたら、いきなりカウンターのガラスが割れたのだ。東京までついて来ていた母は、その瞬間、やばいと思ったそうだ。受験直前期にはグラスなどを割らないよう母が気をつけていたのを知っていたので、「こんなところにガラスなんか敷くんじゃねぇよ!」とホテルに言いたかったが、言うわけにもいかない。
 
多分、そのころ私が母にかけた苦労に比べれば、息子が私にかけている心配などものの数ではないだろう。母親の我が子に対する愛情、とりわけ初めての男の子にかける愛情は、妻を見ていても深く激しい。私などは多少の浄財で神頼みをしているだけだが、おそらく今年中学受験をする我が子のために、母のように自らお百度を踏んでいるママさんもいらっしゃるのではないかと想いを馳せる。
 
ところで、神頼みつながりだが、今朝、妻の母国で建築家として活躍している日本人の知人と会った。話の流れで出て来たのが、埼玉在住の占い師の話だ。有名な政治家も日参するその占い師をよく知っているという。それは興味深い、ぜひ紹介してほしいとお願いした。
 
いまさら息子の受験の行方を占ってほしいわけではない。私自身のこれからについてだ。
 
息子の受験が一段落したあとは、私は私自身の仕事に気を戻さぬばならない。私も仕事で大きな岐路を迎えている。自分の中にベストな答えはあるが、それを実現するのは並大抵のことではない。後押ししてくれる何かが欲しい気分だ。
 
私が日本で最後に占いに行ったのが、大学4年の夏、8月の末頃だ。就職活動に悩む友人に相談を受けた際、以前テレビで見た成田山の有名な占い師を思い出した。成田山新勝寺には占い広場があって、その中の一軒だけがよく当たるとして長蛇の列だというニュースだ。早速電車を乗り継いで行ってみると、不思議なことに1日50枚しかない整理券が2枚だけ残っていた。何時間も待って暗くなるころにようやく順番が回ってきた。小林さんという高齢の女性占い師は、確信に満ちた口調で、いま私が勤めている会社を勧めた。ちなみに友人は、どこに行ってもダメだと、かなり辛口の言葉をぶつけられていた。
 
もう何年も占いに気を引かれたことはなかったが、私も手広くがむしゃらに何でもやる年齢ではなくなっている。人生が何かを選び、それ以外の可能性を捨てていくプロセスだとすれば、そろそろ大きな選択の時期が近づいている。
 
私に比べれば、息子の前にはまだまだ沢山の選択肢が広がっている。今回の中学受験は、そのひとつに過ぎない。が、どの学校に行くのかも含め、大きな分かれ目であることに間違いはない。

麻布出身の友人

中学受験
01 /16 2020
函館ラ・サール、合格おめでとう!
 
職場のエレベーターでいきなり声をかけられて、驚いた。
 
何で知ってるの?と問うと、
 
だって、ブログ見てるから。親バカぶりを楽しみながら読ませてもらっているよ。
 
と返ってきた。
 
そういえば、彼には私のプライベートブログを突き止められたんだった。
 
私が家族以外でこのブログのことを話したのは2人だけ。ひとりは駒場東邦出身で職場で仲良くなった友人。もうひとりが、麻布出身で大学入学時のクラスから職場まで同じ、この友人だ。彼は趣味の大切なパートナーでもある。
 
もちろんブログのタイトルなど詳しいことは話さなかったのだが、さすがに鋭い。息子の志望校などから、あっという間に特定されてしまった。そもそも、彼が持つ際立った専門性を生かしてブログを書いてみたらどうかと私が勧めたことから始まった話なのだが、私のような邪魔くさがりでも書いているんだよ、息子の受験のブログをね、と話したことから、バレてしまった。
 
実は私が息子の中学受験を考えるようになったのは、この友人をはじめとする浪人・大学時代に知り合った私立・国立出身の友人たちの影響が大きい。公立一本で教育を受けてきた私にとって、それまでまったく出会ったことのないタイプの友人たちとの付き合いは鮮烈だった。とにかく、幼少期から青年期までの過ごし方から、家庭環境や学校環境まで、まるで違った。この麻布出身の友人など、私が高校に入ってから目覚めた或る趣味の世界に、小学生の頃からどっぷり浸かっていた。何より、小学生のくせに受験勉強するなど不健全だろうというのが、それまでの私の考えだった。いまそれを我が家はやっているわけだが。とにかく、それなりに苦労して大学に入った私にとって、私立の中高一貫校では高2までにすべての課程を履修し、高3の1年は受験勉強だけをやっていた、という話は驚愕だった。それと子どもの頃から勉強してきた者ならではのキレの良さだ。この辺りは、このブログの一番最初の記事に詳しく書いた。
 
一方で、私立や国立の一貫校から来た友人たちにとっては、公立出身だからというわけではなかろうが、変わったヤツだと思ってか、今はなき駒場寮の部屋に入れ替わり立ち替わり遊びに来てくれた(大学の中にある寮だったので、便利なだけだったのかもしれないが)。とにかく、私にとっては本当に楽しい毎日だった。
 
私のように一貫して地元の公立という多様性の中で揉まれてきた人間だからこそ、新しい環境に発見を見出し、楽しめたのかもしれない。私は息子には、私が遠回りしながら過ごしてきた多様性よりも、友人たちが過ごしてきたのと同じような環境を用意するほうが、将来のより良い多様性を期待できると判断したわけだ。

 


最近、声変わりもし、ぐんと大きくなった息子を見て感じるのは、私が同じ小学6年生だったころに比べて、頭脳が百倍は耕されているということだ。それはそうだ、当時の私の百倍ではきかないほど勉強してきたのだから。同じ小学生のサッカー少年が、将来Jリーガーになることを夢見て毎日練習に励むのに勝るとも劣らないほどの勉強を息子は重ねてきたと確信している。息子は、いわば頭脳アスリートだ。ただ、同じぐらいの勉強をしてきた頭脳アスリートたちを相手に椅子取りゲームを勝ち抜かなければならない。幸い、Jリーグのユースに入るのに比べれば、椅子の数は決して少なくない。どうすれば椅子を取れるかはもはや息子自身が一番知っているはずだし、椅子を取る実力もある。
 
友人にエレベーターで、合格おめでとうと再び声をかけられる日を楽しみにするとしよう。
 
ところで、このブログも間もなく終わりを迎える。私は最後の結果まで書こうかと思っていたが、さて、どこまでを明らかにするのか。このあたりは、大人びてきた息子の意向も勘案しなければならない。描いているのは、息子の人生だからだ。

トトロパパ

公立中高から国立大学へ進学、私立知らずの父親が、外国人の妻とともに長男の中学受験にのぞんでいます。受験本番までの3年間をドキュメント!