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土特その2とサンデーサピックス

中学受験 SAPIX サピックス
09 /11 2019
 今朝息子と話していて、え?と思うことがあった。
 
  土特の授業でひとつ上のクラスの生徒よりもよい授業成績を取ったからといって、必ずしも入れ替えはないというのだ。いまのクラスで2回連続トップの成績を取るか、2位と総合で80点以上のぶっちぎりの差をつけてトップにならないと上がれないと言われたそうだ。
   
  最初は息子を奮起させるために個別に言われたのかと思っていたが、そうではなく授業でみんなに言ったらしい。
  
  ちょっと待てよ。じゃあ、たった1回の授業でクラス落ちした息子はなんなんだ。それとも、筑駒の名を冠するクラスだから一定の成績を取らないと、どんどん人数が少なくなっていくのか。それならむしろフェアだが、とにかくクラス移動のルールがわからない。
  
  私が土特に?を抱くのも、こういうところなのだ。志望校別特訓なのだから、クラス内の順位は変えても、クラス落ちはどうなのか?SSは1日校の志望校別特訓だから、原則クラス移動はないだろう。2、3日校を第1志望とする我が家には、土特も同じであってほしいところなのだが。土特のクラス移動のルールについては、サピックスに問い合わせるとしよう。頑張ればいいだけと割り切るのは簡単だが、息子もルールに納得していない様子なのが気になる。
 
  サンデーサピックス、いわゆる SSは悪くない席次でスタートをきれた。と言っても開成を受けない我が家は開成クラスではない。
  
  息子から話を聞いて驚いたのは、アルファの男子生徒の多くが開成クラスにいることだ。この校舎に通う生徒にとって開成は決して通いやすい学校ではない。保護者会での話によれば、以前は開成を志望していなくても「開成クラスでもまれてこい」という話はあったそうだ。しかし、いまは志望校と志望校別特訓のクラスが異なるとモチベーションが上がらない生徒が多いので、志望校とクラスは一致させるようにしているという。ということは、開成クラスは全員開成志望なのだろう。やはり東京での開成のブランド力は圧倒的なのか。まあ、サピックスは開成合格に一番力を入れている塾だから、開成を目指す生徒が集まるのは当たり前だが。
   
  実は、元サピックスの先生の勧めもあって、開成は受けないが、開成クラスを希望していた。聖光や筑駒を考えるとその方がよいとのことだったのだが、上記のような方針から別のクラスになった。それはそれでよいのだが、それなら土特はきちんと志望校別特訓をしてほしいし、志望校の名を冠したクラスで授業を受けたい。
  
  SSについては、もともと志望しない学校名のクラスで勉強することについて、モチベーションが上がらないことへの懸念はあったので、いまのクラスなのはいい。ただ心配なのは、息子が気を緩めないかということだ。アルファで競っていた生徒がほとんどいないということは、息子がそのクラスで上位に入るのは、それほど難しくはない。息子の気質を考えると、それが吉とでるのか、それとも。
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土曜特訓

中学受験 SAPIX サピックス
09 /08 2019
  後期の土曜特訓の初日は昨日かと思っていた。
 
  午前3時半に帰宅すると、まもなく息子が起きてきた。このところ早朝に目が覚めることが多いようだ。
 
   土特のスタート順位をたずねて、土特が先週から始まっていたことに気づいた。先週は海外にいたから気づかなかったのだが、驚いたことに、早速クラス落ちしたというではないか。夏期講習の一件以来、怒っても仕方ないという気分になっているので、とにかくもう一寝入りするよう促した。きょうはいよいよSS の初日だ。
  
  土特は一応志望校別特訓ということになっているが、テキストはほぼ共通だという。授業点が下がると、息子のように〝クラス落ち〟してしまう。志望校別特訓を謳うのなら、それはおかしいのではないかと思うのだが。以前から土特不要論を訴える中学受験指導者の声を聞いているが、先日の保護者会でも、息子の授業でも、土特の優先順位は最後だと聞かされた。我が家のように、2・3日校を第1志望とする家庭は土特とSSの力点を逆にするように話す教師もいたが、そもそも土特が巷で言われるように名ばかりの志望校特訓なら、志望校対策の授業としてはあまり意味をなさないのではないだろうか。サピックスサポート塾の教師や家庭教師のなかには、土特を休んで平常授業とSS の復習に時間を回すほうが良いと言い切る人もいる。
  
  とはいえ、それもなかなか勇気のいる決断だ。実際に授業を受けている息子に話を聞き、テキストを見ながら、気になったことはサピックスに問い合わせていきたい。
  
  しかし、それにしても、いきなりクラス落ちとは。
   きょうのSSのクラスはどのくらいの席次で始まるのだろうか。こちらはクラス落ちはないのだろうが。

保護者会と学習の優先順位

中学受験 SAPIX サピックス
09 /06 2019
  サピックスの保護者会に行った。
  主な内容は、後期学習の概要と家庭学習の優先順位、そして過去問の進め方だ。
  
  教科によって若干異なるが、家庭学習の優先順位トップにくるのは、どの教科もSS(サンデーサピックス)の志望校別特訓の復習だ。
   その次が過去問、あるいは平常授業の復習、最後が土曜特訓。土特は、復習にかける時間がないので、授業完結のつもりでのぞんでほしい、とのことなのだが。
  
  SS志望校別特訓は2月1日校の徹底対策授業、サピックスが最も力を入れているカリキュラムだ。しかし、我が家の第1志望は2日、そして3日だ。そちらは土特での対応となるが、サピックス側の力の入れようはどうにもSSのほうが強そうに見える。
 
 1日校に合格することが3日に筑駒にチャレンジする条件だし、実質1日校が息子にとってのおさえとなる。SSはもちろん手を抜けないが、2日、3日への対策、とりわけ2日の聖光への対策に重きをおきたい我が家には、時間と気力の配分調整に気をつけたいところだ。
    
  過去問については、第1志望は赤本一冊、第2志望は5回分(5年分ではない)、第3志望は1~3回程度、合格しても行かない1月校は初見でもいい!との話だった。
  
  息子の場合は、聖光一冊、筑駒5回、1日校は1~3回?いや、1日校も5回はやっておきたい。限られた時間の使い方が難しい。
  
  先生方の話を聞くにつけ、受験本番に向かってとにかく時間がないと感じる。
  
  妻と話すのは、サピックス以外の塾をどうするかだ。妻は整理すべしと強く主張する。欲張りな私でも、時間と気力のやりくりが難しいと感じる。とにかく、息子に判断を委ねたい。
  
  それにしても、サピックスのカリキュラムは恐るべしだ。これだけの時間をかけて、これだけの内容をこなせば、それは学力も上がるだろう。しかし、他の塾も含め、これだけの勉強をこなしてきた子供たちの間でのハイレベルな競争なのだ。関西系の塾は、もっと拘束時間が長いときく。たまに塾なしで合格などという話も耳にするが、それはきわめてレアなケースだろう。これだけのカリキュラムを組んで、最適なタイミングで回していくことを家庭でやるなど、私には想像もできない。
  
  ここまでではないにせよ、私が大学時代を共に過ごした友人たちがこのような小学生活を送ってきたのかと思うと、思い浮かべる彼らの姿に後光が差してくる。
  
  息子は息子なりに頑張ってきたんだ。
  
  せっかくここまで来たのなら、息子が気持ちよく通える学校に合格してほしいものだ。
 

質問教室に行った

中学受験 SAPIX サピックス
09 /03 2019
  2月受験まで、あと5か月となった。 
   
  5か月... 去年の大晦日に紅白を見たときからきょうまでの時間より3か月も短い。小学3年生の夏期講習からサピックスに入って3年。残りの5か月なんて、あっという間だ。そのあっという間にぐんと伸びを見せてくれるのか。マンスリー実力テストは63.5と、私が恐れていた50台突入はなかったものの、手放しでは喜べない成績だ。理科以外はできたと話していたが、フタを開けたら算数は大問1、2で3問落としているし、国語は漢字3問と大問4の正答率80%を超えている記号問題2問を落としているのが実に苛だたしい。社会は64とまずまず頑張ったが、比較的安定していた理科が55.5なのが痛かった。サピックスの先生からも指摘があったように、どうも理科がスランプのようだ。
  
  ところで、懸案だった質問教室だが、何とかマンスリー実力テストの前に行かせることができた。サピックスの先生は息子ならこのぐらいの成績はとってくると予想していたのか、とにかくマンスリー実力テストの前に〝自発的〟に質問教室に足を向けるよういざなってほしい、と話していた。今回の成績でαクラスには返り咲くだろうが、そうなるときっと「熱さを忘れる」だろうということだった。
  
  質問教室では、なぜクラス落ちすることになったのか、その理由を書き出せるだけ書き出すよう先生に言われたそうだ。息子は質問教室に行く前に私には「細かい知識が身についていない」ことを失速の理由としてあげていた。なぜ身についていないのかにこそ、失速の理由があるんじゃないのか!と思ったが、ここは平然として送り出した。どんなトンチンカンな答えでもいいので、自分の答えを持ってきてほしいと先生は話していた。
  
  先生は、息子が書いたいろんな理由を肯定した上で、ひとつ大事なことが抜けていると指摘した。それは、「自分のために勉強しているという意識がないこと」だそうだ。
  
  それを聞いた息子はハッとして、たしかにそうだと思った、と私に話した。
   
  いいぞ、ついに目覚めたか!?
  
  ここで息子が一言。
 
    だって、学費がかからないから筑駒に行きたいっていうのは、自分のためじゃなくて、親のためだよね。
   
   たしかにそれはそうだが、そうじゃないでしょ。
 
  ともあれ、息子は質問教室に行ったのは良かったと話していたので、まずはヨシとしよう。
  
  先生からは「10日ほど考えて、自分の課題をどうしたら克服できるか考えてくるように」と言われたそうだが、もうそろそろ10日経つんじゃないか?マンスリー実力テストの結果が出て、せっかくの熱も冷めてしまったのか。
  志望校を考えると、熱を冷ましていられる成績ではないぞ。

サピックスでの面談

中学受験 SAPIX サピックス
08 /23 2019
  サピックスの面談は、これで2度目だ。
前回は定例の面談、「このままだと夏休みあけに失速する恐れがある」と言われたが、実際には夏休み中に失速してしまった。
  
  
  案内された教室は、保護者会のときにつかわれていたのよりもさらに狭い。窓もないこんな教室に6時間もカンヅメになって毎日頑張っているのかと思うと、「ちゅ、がくじゅ、けん、やりたぃ」と訴えた息子の泣き顔が浮かんでくる。あいつはあいつで、親に知られぬうちに何とか挽回しようと戦っていたのか。毎日私に席次を聞かれていた息子は、どんな気持ちで答えていたのだろう。
   
  そんなことを考えていると、教室に先生がやってきた。
  
  先生は私が面談をお願いした理由を察している様子だ。息子が2つもクラス落ちしていることを前の日に初めて知った旨を伝えると、そうなんです、と言って息子の成績について詳しく話してくれた。
  
  息子は「もしかしたら、最後の授業点でひとつクラスが上がっているかも」と話していたが、残念ながらそれはなかった。それどころか、2つ下のクラスのトップ5にも入っていない。なかなかの重症だ。クラス落ちの主な原因は社会に加え、比較的得意だったはずの理科の低迷、とのこと。
  
  
  先生が息子の気になる点として指摘したのは、点数が悪かったときにくやしがるのではなく、笑ってごまかそうとすることだという。そして、「あそこで計算間違いしなければ、合ってたんだけどなぁ」などと言い訳をするらしい.....
  
  最悪じゃないか。でも、いまの子どもに多いタイプだそうだ。くやしいから頑張るという昭和の時代の感覚は、はるか過去のものらしい。では、この状態から挽回はきくのか、単刀直入にたずねると、予想外の答えが返ってきた。
   
  まだ全然大丈夫です。むしろ、この時期に壁にぶつかってくれて良かった。もう少しもがいてもらってもいいくらいです。
 
  
  先生によれば、息子はもっと早く6月ごろに壁にぶつかるだろうと思っていたそうだ。私たちにとっては、6月ごろの成績は不本意なものだったが、あのぐらいは壁とは言わないらしい。
  
  オールサピックスでずっと一桁順位を取り続けるようなごくごく一部の生徒をのぞいて、ほぼすべての子どもがどこかで壁にぶつかる。問題は、その時期だそうだ。
 
  
  6年生の10月までならまだ大丈夫。しかし、11月、とりわけ12月になって壁にぶつかると受験本番へのダメージは大きい。
   
  
  
  夏休みに失速した息子はかなり危うい状態だと思っていたので、その話を聞いて少しホッとした。しかし、壁は乗り越えるかブチ破るかしなければ、前には進めない。そもそも、息子にとっての壁とは何なのか?
  
  先生の答えは明解だった。
  
  コツコツやれない、コツコツやるということがどういうことかわかっていないこと
  
  
  当初先生は、息子は単なる邪魔くさがりだと思っていたらしい。しかし、ある時点からどうもそうではないと感じ始めたという(親から見て、邪魔くさがりであることは間違いないのだが)。
   
  
  少し親に気を使ってのトークかもしれないが、先生によれば、息子はサピックスでもあまり見ないほど、頭の回転が早いとのこと。なので、わざわざ途中式を丁寧に書く意味がわからない、コツコツやるということが何をどうすることなのかがわからないのだろう、と思い至ったそうだ。
  
  これは私が「手を使え」と言い続けてきたことにも通じる息子の課題だ。ただ、手を使えとか、線を引けとか、具体的な処方箋を大人が与えても、息子のようなタイプは、自分が本当に必要性を感じない限りやろうとしない、という。
  
   
  では、どうすればいいのか。それは、
    
  
  お前がこの失敗を克服するには、何をすればいいと思うか、自分で考えて答えを出して、それを実行してみろ
  
  
  と、やるべき答えを自分で考えさせることだという。
  
  
  なかなか、難しい。
  先生は、今回クラス落ちした原因とその克服策を息子自身に考えさせて、それを質問教室に持ってくるよう、自然にいざなってほしい、という。息子自身が一歩を踏み出すことが重要なのだそうだ。しかも、できれば夏期講習マンスリー実力テストの前に。というのも、もし実力テストでクラスを挽回しようものなら、喉元過ぎれば熱さを忘れる、ということになりかねないからだという。私には、息子が実力テストで偏差値60を大きく割り込んで、どうにもこうにもならなくなる不安しかないのだが(先生はそうなったとしても、まだ大丈夫だとおっしゃるのだが)。
  
  
  息子はとにかく質問教室に行きたがらない。4年生クラスが始まったころ、私が2度ほど行かせたことがあるが、5年以降一度も行っていないのではないか。質問したいことがない、というのだ。そんな息子を自然にいざなうのは... しかも、先生の指摘のとおり、志望校錬成特訓が始まって順位を上げたりしているので、早くも熱さを忘れそうな様子だ。
  
  まあしかし、通常授業の始まりはアルファベットの上から2番目のクラス、席次も最前列ではない。そこでまた熱さを思い出してくれればいいのだが。
  
 
  それにしても、面談していただき本当にありがたかった。
 
  さすが何年にもわたって受験生のみならず、保護者の相手をしてきたプロフェッショナルだ。特に面談してくれた先生は、落ち着いた雰囲気で、言葉に説得力がある。壁を感じずにコミュニケーションを進めることができた。コツコツ勉強するやり方についてはサピックスのほうで教えるので、親は手を出さなくていい、との力強いお言葉。ありがたい話だがサピックスに通って丸3年、ならばなぜここまでにそれが身についていないのか、などとも思ってしまったが、いまが身につけられるタイミングなのだろう。ただし、息子自身が一歩を踏み出せば、の話なのだろうが。
  
  あたたかいコメントをいただいた、tohohoさん、ただの小心者ママさん、まきさん、ぐうさん、本当にありがとうございました。一度では顛末をすべて書けず、ご心配をおかけしました。
 
   授業中の採点の話は興味深いですね。息子の志望校錬成特訓のコースでも、採点ではありませんが、ちょっと心痛む話を息子から聞きました。私のように、親が子どもに過剰なプレッシャーをかけ続けると、ストレスからもしかしてそんなことも起きるのかな、他山の石にしなければと思いながらも息子にはそんなことは絶対にしないようにと新たなプレッシャーをかけてしまいました。

トトロパパ

公立中高から国立大学へ進学、私立知らずの父親が、外国人の妻とともに長男の中学受験にのぞんでいます。受験本番までの3年間をドキュメント!